目は口ほどにものを言う
・・・と、ことわざにあります。
顔のパーツの中で一番目立つものは、やはり目ですよね。
人は、顔の中の目の部分をみて、相手の大体の年齢を推測するものです。
目元が、若々しく見えるかどうかの決め手とも言えますね。
しかし、年を重ねるに連れて、上まぶたの皮膚はだんだんと張りをなくし、たるみが出てきて、ぼんやりとした印象のたれ目になってきます。
俗にいう、目力が無くなってくるんですね。
一方、下まぶたはというと、脂肪が減ってきて、それがなくなった分皮膚がたるみ、重力に逆らいきれず、ドレープを作るように下がってきます。
女性だけでなく、男性だって若く見られたいですよね?
誰でも加齢は避けられないものですが、せめてステキに年を重ねたいものです。
まぶたの役割と病気
まぶたには、上まぶたと下まぶたがありますね。
まぶたの果たしている役割は・・・
- 外からの刺激によるダメージを受けないよう、眼球を守る
- 眼球に付いたごみやほこりを取り除く
- 眼球の水分の補給
- 瞳に入る光量を調節する
まぶたのたるみとよく似た見た目になる病気があります。
まっすぐ見たときに、瞳孔に覆いかぶさる状態までまぶたが垂れ下がってくるのを眼瞼下垂といい、加齢で起こります。
それとは違って、腱膜性眼瞼下垂症と呼ばれる病気もあります。
まぶたの筋肉は、途中から腱膜となりまぶたの裏側にある瞼板と結合しています。
この瞼板を持ち上げてまぶたが開きます。
ですが、この腱膜と瞼板の結びつきが弱くなると、目の筋肉が収縮しても、瞼板を持ち上げられなくなり、まぶたが開ききらずに垂れ下がったままになります。
まぶたを上げるのに努力がいるようになり、やがて開きにくくなってしまいます。
これが、腱膜性眼瞼下垂症です。
腱膜と瞼板の結びつきは、とてもデリケートで、まぶたを強くこすったりすると、結びつきがゆるくなったり、なくなったりします。
腱膜性眼瞼下垂症は、腱膜を再建するしか治療はなく、手術を受けなければなりません。
美容整形外科では、どんな事が出来るのか
自分でできないように予防したり、できてしまったら自分でできるお手入れをする努力も必要ですが、美容整形的にはどんな方法があるのか、調べてみました。
- できたての薄いしわやたるみに注射をする方法
- フェザーリフトによるアンチエイジング法(アプトス)
- フェイスリフトのよるアンチエイジング法
- 目の上のたるみ取り
- 目の下のたるみ取り
- PRP皮膚再生医療法
- サーマクール
「ボツリヌス・トキシン」「ヒアルロン酸」「グロースファクター」「アクアミド」など
特殊な毛羽立ちのある糸を皮膚の下に埋め込み、たるみやしわを内側から吊り上げるという方法。糸 の周囲でコラーゲンの産生が高まるそう。効果の持続期間は約5年ほど。
顔全体のシワとたるみを除去して引き上げる。キズ跡が目立たないように髪の毛に隠れる部分を数センチ切開し、後方に引っ張ってシワを伸ばします。
腫れぼったいまぶたは脂肪を取ることでスッキリした目にすることができる。わずか1〜2mmの穴から、まぶたの脂肪を吸引し傷跡は、ほとんど分からないくらい。 目が大きく開き、魅力的でパッチリした目になります。
目の下が膨らんで疲れたように見える方に。目の下の脂肪を、まぶたの裏側から直接除去します。皮膚を切開しないので腫れは最小限です
自己血液を使った再生医療のひとつで、自分の血液に含まれる血小板を 利用して、皮膚の若返りを図ります。自分の血液からとった成分を注入 して治療を行うため、アレルギーや感染症などの心配がない安全な 治療法です。持続効果は1年以上です。
高周波を当てる治療方法で、そのエネルギー熱によりコラーゲン繊維が タンパク変性し収縮することで、直後に感じる引き締め効果と、3ヶ月 くらいかけてだんだんとでてくる効果です。治療後3〜4ヶ月後に効果がピークになり、その後は3ヶ月〜半年続くといわれています。
その他、プラセンタやビタミンCの点滴・ピーリングなどがあります。
美容外科を選ぶ時のチェックポイントは、アフターケアが万全、リーズナブルな料金、メール・電話で事前に相談でき、親身になってくれるかなど、ご自分が安心して任せられるかどうかを、確かめて選んでください。