スポンサードリンク

●審美歯科で受ける、歯列矯正の外科手術 コルチコトミー

審美歯科で行っている歯列矯正法ですが、巷で、「スピード矯正」と呼ばれている歯列矯正の外科手術 コルチコトミーがあります。審美歯科で受ける歯列矯正で、余分な歯を抜歯する以外の外科手術があるとは、知りませんでした。

一般に、成人の歯列矯正は、上顎・下顎の矯正治療を審美歯科で受ける場合だと、歯を動かすのにかかる期間は、通常だいたい2年程度かかります。ですが、歯列矯正とコルチコトミーを併用する方法でのスピード矯正治療だと、歯列矯正の審美歯科で受ける治療期間を、最短12ヶ月、短縮することが可能になります。これは、患者の負担を考えると、とても嬉しい事ですね。しかも、審美歯科で受ける歯列矯正の中で、かなり難易度の高い歯列矯正を施す必要のあるケースでも、治療期間が大幅に短縮されるという、スピード矯正ならではの大きなメリットがあります。

審美歯科で受けるスピード矯正:コルチコトミーとは、ごく簡単にいってしまえば、骨にスジを入れて早く歯を動かすという矯正法です。ブラケットを装着する前に歯茎の手術を行い、歯茎の骨の代謝を促進して歯の動くスピードを早くする効果があります。

スピード矯正と言っても外科手術なのですが、歯槽膿漏のときにもする安全な方法ですし、入院する必要なく、2時間くらいで終わります。

●審美歯科で受けるスピード矯正:コルチコトミーのやり方

それでは、私は大阪在住なので、大阪にある審美歯科で実際に施術している、スピード矯正:コルチコトミーのやり方を見てみましょう。

1. 局部麻酔をしたあとに、歯根を囲むように、上下どちらか又は上下両方の歯茎に切開線を入れる。

2. 歯肉を丁寧に剥離し、完全に歯槽骨を露出させて、タービンで歯槽骨にミゾを入れる。

3. 歯肉を元通りに戻して、縫合。口内の感染を防ぐためにパッキング剤で固定。

4. 感染予防のクスリが、審美歯科から処方されるので、きちんと服用する。

コルチコトミー施術後、口元が腫れる場合もあるそうですが、たいてい2日〜3日で直り、1週間後に審美歯科に来院して抜糸し、傷が治ってから、通常の治療と同じようにブラケットを装着し歯を動かしていきます。

●審美歯科で受けられるコルチコトミーがあれば・・・スピード矯正できたのに

知り合いのお嬢さんは、見てるのが可哀想なくらいの出っ歯でした。前歯では、ほとんど何も噛むことができません。全く、上の歯と下の歯がかみ合わなかったのです。学校でも、「出っ歯、出っ歯」いじめられて、よく泣いていたそうです。

両親は、一念発起し、決して豊かではない家計から、何とか費用を捻出し、歯列矯正を受けさせました。当時は、審美歯科も、ましてスピード矯正:コルチコトミーなんてなかったので、審美歯科ではなく歯科と併設されている矯正歯科の一般的な全体矯正で、メタル装置をつけたようです。そのことでまたイジメに合って、メタル装置よりも壊れやすい透明のプラスチック装置に代えたそうです。何度も壊れては、その度 矯正歯科に連れて行っては直して、5.6年かかったのですが、見事にきれいになりました。

彼女は、幼い頃のイジメで心の傷を負ってはいますが、歯並びを気にする事はなくなったそうです。当時、コルチコトミーがあればスピード矯正できて、もっと早く治療効果が出て、彼女の心の傷も少なくなったのではないかと思います。

歯列矯正は、確かに高価な費用がかかりますが、見た目を気にして、人目を避けてしまうとか、人前で笑えないとか、悩んでいる方は、是非受けてください。歯の美しさは、何ものにも変えがたい価値のあることです。悩んで、心に傷を負わないでくださいね。

スポンサードリンク

Copyright © 2008 審美歯科のコルチコトミー(歯列矯正外科手術) All rights reserved.
inserted by FC2 system