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●インフルエンザと家用加湿器の関係

インフルエンザの予防に、家用加湿器を使うと良いというのはよく聞きますね。

確かに、家用加湿器を使って部屋の湿度が一定以上あると、インフルエンザの菌が繁殖しないという事は本当のようです。でも、家用加湿器だけでインフルエンザが防げるのか。どうなんでしょうね?家用加湿器とインフルエンザの関係、調べてみました。

そもそも、家用加湿器って我が家では使ったことがありません。それどころか、冬は除湿します。団地なのでマンション同様密閉率が高く、室内温度が料理をしたりお湯を沸かしたりで湿度も上がりますので、外気温が低いと窓に結露が出ます。この結露をそのままにしておくと、サッシの下に水溜りができ、回りの壁にも沁みてしまいます。家用加湿器を使わなくても、充分湿度は保ててるような気がするのですが。

職場でも、加湿器は使用していません。パソコンや精密機器がたくさんあるので、湿度を上げる加湿器は厳禁ですね。エアコンも軽く効いているので空気は乾燥していると思われます。病院なので、インフルエンザのウィルスはたっぷり来るのですが、ここ数年インフルエンザにも感染しないで、冬を乗り切れてます。また、なんとなくの印象なんですが、インフルエンザは子供からうつされてるのではという感じを受けます。事実、子供が小さい頃は、子供が小学校でインフルエンザに感染してきて、夜の間に高熱になり学校を休ませて看病して、やっと治る頃、親がインフルエンザに感染して発病するといったパターンが多かったという記憶があります。狭い教室で集団でいるので、学校はインフルエンザの感染・流行の温床になるのでしょうね。学校など集団生活をする場には、湿度を上げる加湿器は必要かもしれません。

いろんなタイプの加湿器をご紹介。可愛い・癒し・スタイリッシュ。どれがお好みですか?

【インフルエンザの基礎知識】●インフルエンザの定義

インフルエンザは、風邪と間違いやすいのですが、ただの風邪とはウィルスの種類が違っています。国民の健康に大きく影響する恐れがある感染症の一つと法律で定義されています。

一頃よく耳にした「SARS」は、感染症のトップに位置していて、他にエボラ出血熱・ペスト、次にコレラ・赤痢・腸チフス、第3に腸管出血性大腸菌感染症、第4に黄熱・梅毒・後天性免疫不全症候群、第5にインフルエンザが位置しています。

なにやら恐ろしい病名が並んでいますが、これらは皆、感染症なんです。

【インフルエンザの基礎知識】●インフルエンザとただの風邪との違い

まず、原因となるウィルスが、違う種類だという事。

インフルエンザのウィルスは、インフルエンザウイルスA型・B型などですが、風邪は、ライノウイルス・アデノウイルス・コロナウイルス・RSウイルス・パラインフルエンザウイルスなどです。

ただの風邪だと、まずのどや鼻の症状が出ますが、インフルエンザはいきなり38度以上の高熱が出て、40度前後まで一気に上がります。これが、一番インフルエンザだとわかる症状のようです。この時点で、もう飛沫感染しますので、人にうつさないためにマスクを必ずしてください。

高熱以外の症状では、身体の節々が痛くなる関節痛が現れ、全身がだるいという倦怠感が強く出ます。ただの風邪よりも激しい症状で、感染・発病した人は、かなりつらい状態になります。

さらに、気管支炎や肺炎になりやすく、重症化してしまって脳炎や心不全まで起こす事もあり、お年寄りや幼い子供や赤ちゃんは、早く受診しないと命の危険に晒されます。

インフルエンザは、のどの奥の粘膜を擦り取り、インフルエンザウィルスがあるかどうかを調べると、すぐに判定できますので、もしいきなり高熱が出て、関節が痛かったら、早急にマスクをして受診しましょう。インフルエンザだと早急に判定できれば、タミフルなどで症状を抑えて、ひどくならないようにできます。

【インフルエンザの基礎知識】●インフルエンザ・ウィルスが繁殖・感染する条件

インフルエンザのウィルスが繁殖する条件は、湿度が低い事、気温が低い事です。なので、冬になって気温が下がり、空気が乾燥してくると、インフルエンザのウィルスが活発に繁殖するのです。

インフルエンザのウィルスは、咳やくしゃみの飛沫で感染します。咳やくしゃみが出る時には、マスクを必ず着け、人に感染を広げないようにしましょう。

よく、インフルエンザの予防には、マスクと手洗い・うがいって言いますよね?確かに、手洗いで接触したウィルスによる感染を防ぎ、うがいする事でのどを乾燥から守っているので、予防効果はあります。

マスクは「自分が感染するのを防ぐ」効果もありますが、もう一つ大事な役割は、自分がインフルエンザに罹っていたとして、それを人にうつしてインフルエンザを広めないためなのです。「人にうつさないため」にマスクを付けるのです。「エチケットマスク」、感染をむやみに広げないために励行しましょうね。

また、インフルエンザの感染を広げる最大のルートは、咳やくしゃみによって飛沫したウィルスが手に付き、その手であちこち触れることです。それを防ぐには、こまめに手洗いをするのが一番です。

【インフルエンザの基礎知識】●インフルエンザの型・流行する時期について

ニュースなどでよく聞くとおり、インフルエンザには、A型・B型・C型と3つに大きく分けられます。毎年、どれかが流行るのですが、ウィルスの突然変異が起こり、変異株というものができます。そのウィルスの変異株は、今までになかったので、免疫を持つ人がなく、世界的大流行を引き起こしてしまいます。特にA型は変異を起こしやすいようです。

インフルエンザのウィルスは、渡り鳥に付いて世界各地に広まっていきますので、今年どれが流行るのかは、世界的に解析して判断するのです。日本では、普通12月から3月の冬の季節に流行しますよね。それは、インフルエンザウィルスの繁殖条件、低気温・低湿度なのは冬が多いってことです。気温が低く湿度が低いと、インフルエンザウィルスは、空気中に漂って生き延びられるのです。

また、冬は、空気が冷たく乾燥しているせいで、人間ののどや鼻の粘膜が弱りますので、インフルエンザウィルスが入り込みやすくなるせいもありますね。

12月のクリスマスから、年末年始にかけて、日本人は外出したり、帰省などで移動したりするのも、インフルエンザが流行する一因となるようです。毎年の傾向では、インフルエンザ流行のピーク時は、1月下旬〜2月初旬ですが、年によって少し違いがでます。

【インフルエンザの基礎知識】●インフルエンザに感染すると重症化しやすいハイリスクな人とは?

インフルエンザに感染すると、特に重症化したり、肺炎などの合併症を起こしやすいハイリスクを持った人は、インフルエンザに罹らないように、特に気をつけましょう。

免疫不全の人
糖尿病などの代謝異常の人
慢性腎不全・透析患者など腎臓の病気の人
心臓に疾患を持つ人
肺気腫・気管支喘息・肺結核など肺に慢性の疾患を持つ人
65歳以上のお年寄り
妊娠28週以降の妊婦さん

このような方々は、日頃から人ごみに行かないこと、手洗い・マスク・うがいを励行する事、身体の状態に気を配り、異常を感じたら早急に受診することを心がけてください。また、インフルエンザに罹ると重症化することが予測されるので、かかりつけのドクターと相談して、インフルエンザワクチンを接種しておくといいでしょう。

このようなハイリスクを持つ人の家族や周りにいる方も、インフルエンザに罹らないように、注意して、もしもインフルエンザに罹ってしまったら早く対処して、ハイリスクの人を守りましょう。特に、小学生がいる家庭では、学校で感染してくることが多いので要注意です。大人や高齢者は罹患率は低いのですが、高齢者ではインフルエンザによる死亡率が高く、命を落としかねないので、インフルエンザを甘く見ないでくださいね。

【インフルエンザの基礎知識】●インフルエンザの怖い合併症について

インフルエンザで怖いのは、合併症を引き起こす事です。インフルエンザの合併症の中には、死に至る重篤な症状になる合併症もあるので、気をつけてください。

特に怖いのは、インフルエンザ脳症。乳児・幼児がインフルエンザに罹ると、インフルエンザ脳症になりやすいので充分な注意が必要です。突然の高熱、1・2日以内に昏睡などの意識障害が起き、短期間で全身状態が急速に悪化、死に至ります。

毎年、インフルエンザに罹ってインフルエンザ脳症になる人が、毎年100〜500人くらい出ます。このインフルエンザ脳症発症者の多くが幼児なのです。インフルエンザ脳症になると、罹患者の1〜3割が死に至り、後遺症の残る人も同じくらい出るそうです。

インフルエンザ脳症は、とても怖いのです。乳幼児を持つ人は、家族もインフルエンザに罹らないように、万一罹ってしまったら、絶対に乳幼児にうつさないようにしましょう。

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