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【インフルエンザウィルスをブロック!家用加湿器とマスク】

今年はインフルエンザの大流行の兆し。インフルエンザ関連ニュースもたくさん報道されています。

勤務している病院でもインフルエンザの患者さんがたくさん来られているので、セキやくしゃみでインフルエンザウィルスはたくさん浮遊しているでしょうね。入院患者などにウィルスが広がらないように、現場でも注意をしています。スタッフも、手洗い・うがいを頻繁にしていますし、マスクは必須です。スタッフがインフルエンザウィルスに感染しては、ウィルスの拡散につながりますから。

インフルエンザウィルスは、加湿器などで空気の湿気を多くしてやると、その湿気でウィルスが湿気を帯びて、重くなり下に降りてしまいます。湿度40%以下では、反対にウィルスの中の湿気が出てしまって軽くなるので、下に降りきらず、30分ほど空気中に浮遊しているそうです。それを吸い込んでのどや鼻について、感染するというわけです。

加湿器を使って、人間に最適な55〜60%に空気を加湿すると、ウィルスがすぐに湿気を吸い込んで下に降りてしまいますので、インフルエンザに感染する危険度が下がりますね。

このように、空気の乾燥する冬は家用の加湿器が注目されるのです。賢く、家用加湿器を利用して、空気を加湿してインフルエンザウィルスに感染しないよう、手洗い・うがい・マスクに加えて対処しましょう。

【インフルエンザウィルスに罹ると重症化しやすい乳幼児を守る家用加湿器】

個人病院では、待合などに家用加湿器や業務用の加湿器を置いていたりしますが、うちの病院のように大きい病院では、加湿器も効果なく、加湿器代わりにインテリアにもなる観葉植物をたくさん置いています。観葉植物の湿気で加湿とまではいきませんが、少しは空気中に湿気も出るので、インフルエンザウィルスをやっつけるのに効果があるのではないでしょうか? 

最近目立つのは、乳幼児がインフルエンザに罹っていることです。インフルエンザは、インフルエンザウィルスによって、飛沫感染します。ですから、乳幼児を連れてバーゲンに行くなんて、無茶してはダメですよ!抵抗力や免疫のある大人はいいですけど、抵抗力も免疫もない乳幼児は危険です。

「インフルエンザって風邪がひどいものじゃない?」なんて思ってる人はいませんか?インフルエンザと風邪は違うもので、風邪の薬はインフルエンザには効きませんし、乳幼児ではインフルエンザ脳症という死に至る状態になってしまう危険もある怖い感染症です。

仕方なく乳幼児を連れて外出しなければいけないときは、なるべく短時間にする、子供用のマスクを付けるなど気をつけてください。家族も外出にはマスク着用、帰ったら乳幼児に接触する前に必ず、手洗い・うがいは励行してくださいね。

もしも、突然の高熱が出たら、急いで受診しましょう。48時間以内に適切に対処すれば、インフルエンザも軽く済みます。家庭では、家用加湿器を置くなどで、空気の湿度を上げ、インフルエンザウィルスの活動を抑えましょう。

【家用加湿器に代わるものでもOK 家用加湿器の代用 あれこれ】

近頃の家は機密性が高く、エアコンや暖房で空気は乾燥気味です。暖房器具を使う家の空気中の湿度は20〜30%以下になり、インフルエンザウィルスが生き延びるに適した環境になります。

換気が充分でないと、一旦家にインフルエンザウィルスが入ってしまうと、インフルエンザウィルスにとって最適な環境になっているため、家にいてもインフルエンザウィルスに感染してしまうかもしれません。乳幼児やお年寄りのいる家では家用加湿器を利用して、インフルエンザウィルスが嫌う空気を作りましょう。

家でできる家用加湿器に代わるものとして、コップや花瓶に水を入れておく・濡れたタオルを掛けておくという方法があります。これは、ホテルに泊まるとき、是非やってみてください。ホテルの空調は、家よりも乾燥した空気になっている事が多く、一晩でのどが痛くなってしまいますし、ドライアイの眼にも良くありません。何よりもお肌が乾燥するので、家用加湿器がなくても加湿できる方法をやってみてください。

家では、ストーブをお使いなら、やかんでお湯を沸かすというのも、立派な家用加湿気代りになります。でも、乳幼児がいるとやけどの危険があり、危ないですね。他には、家の中で洗濯物を干すことで家用加湿器代りにするやり方もあります。外ではなかなか乾かないときには、半乾きで家の中に入れておくとよく乾くし、家用加湿器代りに家の湿度を上げてくれるので一石二鳥です。

ちょっと見た目が悪いし、スペースがないという方は、やはり家用加湿器の購入を考えてください。ペットボトル利用の家用加湿器、アロマをプラスした家用加湿器、超音波を使う家用加湿器、ハイブリッド家用加湿器など、ピンきり市販されています。ヤケドの危険はどうか、音はうるさくないか、消費電力はどれくらいか、カビの心配はないか、いろいろ考えて、自宅に最適な家用加湿器を選んでください。

いろんなタイプの加湿器をご紹介。可愛い・癒し・スタイリッシュ。どれがお好みですか?

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