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【電子マネーEdyの徹底解明!調査結果】

電子マネーの最大シェアを誇るEdy(エディ)は、ソニー系のビットワレットが提供している電子マネーのことです。非接触ICチップのFeliCa(フェリカ)搭載カードか携帯電話(おサイフケータイ)で使えるんです。ちなみに、「Edy」って何から名づけられたかって云うと、ユーロ(Euro)・ドル(Dollar)・円(Yen)に次ぐ第四の基軸通貨にな〜れ!ってことで、それらの頭文字を取って付けられたのです。面白いですね♪この電子マネーEdy(エディ)は、2008年5月現在で、発行枚数4,000万枚を突破してるそうですよ!電子マネー界では、ダントツのブッチギリでトップを走っています。(ビットワレット社プレスリリース、2008年5月19日付け)身近なコンビニでもキャッシュレスで使えるところが、人気の秘密かも・・・

そもそも、電子マネーEdy(エディ)は、どうして誕生したのか?時は、1999年までさかのぼります。

ソニー&ソニーファイナンスインターナショナルが、当時のさくら銀行・三井不動産など数社合同で、東京ゲートシティ大崎ビル内に入る企業の従業員を対象として、ビル内にある売店・社員食堂・自動販売機で使えるFeliCa(フェリカ)での電子マネーシステムのモニターテストを行ったんです。1999年7月から5ヶ月間、電子マネーの機能が支障を来たさないかという調査を実施し、うまく行ったみたいですね。2000年2月からは、一般向けにも利用を拡大しました。この時、名称をEdy!(エディ)として決定、ゲートシティ大崎ビル内で、Edy!(エディ)取扱店を広げた上で、業者など大崎ビルを来訪する人たちにも門戸を広げました。一般の人向けには、Edy!(エディ)カードと「さくらキャッシュカード一体型Edy!カード」を発行します。他にも、Edy!(エディ)に社員証やカードキー機能を載せる試みや、さくらキャッシュカード一体型Edy!カード・クレジットのJCBさくらカードに電子マネーをチャージするATMも設置され、どんどんと使いやすくなっていきました。そして、2002年12月、名前を!をとって今の「Edy」に定め、現在のシェアにつながっていきます。こうして、Edy(エディ)は誕生しました。

このように、働く会社の中でのお金が必要なところで、いわばキャッシュレスで利用できるというのは、実際とても便利で嬉しい事ですね。昔、勤務していた会社でも、電子マネーとは違いますが、口座のキャッシュカードで購入・支払いができ、給料口座からの決済になっていたため、毎日の食堂でのランチやおやつタイムには、お財布を持ち歩くわずらわしさもなく、キャッシュレスでスマートに利用していました。この便利さを知れば、電子マネーは生活に欠かせないものというのも、うなづけます。

【電子マネーEdy(エディ)その後の歩み】

2001年

運営会社として「ビットワレット」ができ、ソニースタイルを始めとする、インターネットを使ったネットショッピングに対応する決済機能のテストも行われました。2001年11月、その機能は実用化され、サービス開始。

2002年

4月、ソニーファイナンスからeLIO・Edy機能付きクレジットカード「My Sony Card」(今の「Sony Card」)が、一般ユーザーに向けて発行されました。それに先行して、2001年11月からソニーの社員向けには発行開始されていました。同7月、コンビニのam/pm関東圏店舗で一斉にクレジットカード「My Sony Card」の取扱が始まり、発行枚数や取扱高が急上昇。時代のニーズに合っていたという事ですね。

2003年

全日本空輸(ANA)と提携を果たし、「ANAマイレージクラブEdyカード」・クレジットカード機能付き「ANAカード」の発行を開始。2つのカードで電子マネーEdy(エディ)を使うと、200円に付き1マイルが付きます(一部、マイルの対象外サービスもあり)。マイルが貯まれば、電子マネーEdy(エディ)に交換して使うこともできるようになりました。

2004年

電子マネー界のライバル、JR東日本のSuica(スイカ)がペンギンキャラクターを導入したのに対抗して、電子マネーEdy(エディ)オリジナルキャラクター「おさいふ犬」が登場。次第に、提携企業・加盟店が増え、様々なキャンペーンで、発行枚数が増大し利用者数も増加の一途をたどる。同7月、NTTドコモ携帯電話のおサイフケータイ機能として電子マネーEdy(エディ)が導入。ますます、利用者が拡大しました。

2005年

電子マネーEdy(エディ)オフィシャルマガジン「EdyNAVI」が発刊。無償配布されました。同9月、au携帯電話のおサイフケータイで、また11月には、ボーダフォン(今のソフトバンクモバイル)携帯電話のおサイフケータイでもEdy(エディ)の利用が開始されました。こうして、爆発的に、利用者が増えています。

2006年

10月、一部の高速バスで電子マネーEdy(エディ)利用開始。また、高速道路でも電子マネーEdy(エディ)による決済導入に積極的で、サービスエリアにある売店や自動販売機へのカードリーダー搭載が推進されました。

2007年

5月から、Amazonでの決済に、電子マネーEdy(エディ)が利用できるようになりました。6月には、ハッピー優待とEdyスマイルクーポンの2つのサービスが始まり、電子マネーEdy(エディ)はどんどん魅力的になっています。また、7月にはファミリーマート全店、8月末にはローソン全店で電子マネーEdy(エディ)が使えるようになり、セブン-イレブンを除くコンビニで電子マネーEdy(エディ)でお買い物ができるように。キャッシュレスでお買い物できておつりの小銭がお財布に増えないので、ビジネスマンやOLたちには好評のようです。

2008年

3月ー4月、ユニー・アピタ(中京エリア)・ユニー大口店・アピタ金沢店で、また9月から、ミニストップでも電子マネーEdy(エディ)利用開始。7月には、おサイフケータイ対応の携帯機種で利用する「Edyでポイント」サービスが開始。また、「収納代行」が次第に対応終了していきました。

こうして、電子マネーEdy(エディ)は拡大の一途をたどって、発行枚数や利用取扱高でも電子マネートップを更新しています。

【Edy(エディ)を始めとする電子マネーの種類】

非接触型ICチップFelica(フェリカ)を利用しているので、物理的には互換性があるはずですが、実際には、セキュリティなどの理由から、システムの互換性は図られていない事が多く、相互利用できるものは少数です。

**プリペイド方式**

 ●カードと携帯アプリに対応

  ・Edy(ビットワレット)

  ・Suica・モバイルSuica(JR東日本)

  ・nanaco(セブン&アイHD)QUICPayも併用できます

  ・Cmode(コカ・コーラ)

  ・WAON(イオングループ)

  ・ICい〜カード(伊予鉄道)docomo携帯端末のみ可

 ●カードだけ

  ・ICOCA(JR西日本)

  ・TOICA(JR東海)

  ・PASMO(パスモ)

  ・IruCa(高松琴平電気鉄道)

  ・Pidel(日本たばこ協会)

  ・passca(富山ライトレール)

  ・ナイスパス(遠州鉄道)

  ・nimoca(西日本鉄道)

  ・Kitaca(北海道旅客鉄道)

**ポストペイ方式**

 ●カード・おサイフケータイに対応 

  ・iD(NTTドコモ)

  ・QUICPay(JCB)

  ・Smartplus(三菱UFJニコス)

  ・VISA TOUCH(VISA)

  ・eLIO(ソニーファイナンス)

 ●カードだけ

  ・ PiTaPa(スルッとKANSAI)

  ・PayPass(マスターカード)

  ・pitカード(栄光ゼミナール)

**仮想マネー**

  ・BitCash(ビットキャッシュ)

  ・WebMoney(ウェブマネー)

  ・Digi-Coin(三菱UFJニコス)

  ・NET CASH(NTTカードソリューション)

  ・電子マネーちょコム(NTTコミュニケーションズ)

  ・オフラインデビット(J-Debit)

  ・エーカ(@ca、KDDI)

  ・C-CHECK、GAMECHECK(デジタルチェック)

どうでした? ご存知のものはいくつありましたか?私は、電子マネーってよく知らなかったので、ほとんど知りませんでした。こんなに電子マネーって、種類がたくさんあるんですね。今後ますます、電子マネーは進化して、第4の決済手段として、便利に使われることでしょう。

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