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●紫外線は、しわ・そばかす・しみを作るだけでなく健康にも悪影響を!?

紫外線は、周知の通り、しわやそばかす・しみなど、女性の大敵ですね。でも、紫外線の健康への影響は、まだまだ知られていないようです。夏に向かって行くこれからが、紫外線対策本番です。

紫外線について、見て行きましょう。

●紫外線の種類は、波長の長いものから3種類。

★ジワジワ紫外線:UV−A・・・肌に熱を感じない紫外線ですが、年間を通じて肌に蓄積されていくので、肌の下層部の真皮にまで届きます。じんわりとダメージと与え、老化を進めます。女性の敵、しわやたるみの原因です。

★ヒリヒリ紫外線:UV−B・・・表皮を日焼けさせ、赤くしたりヒリヒリする炎症を起こします。大量にメラニンを生成させるので、しみ・そばかすの原因になります。長い時間浴び続けると、ヤケドや水泡ができてしまい、細胞内のDNAを傷つけて皮膚がんの原因ともなる、怖い紫外線です。オゾンの破壊が進む現在では、特にこの紫外線の地表に届く量が増えてきているといわれています。

★静かな紫外線:UV−C・・・殺菌灯に使われてる紫外線。有害な紫外線ですが、ほとんどがオゾン層で吸収されるため、地表には届かないといわれています。

紫外線は、5月頃から量が増え始め、真夏の7・8月にピークを迎えます。1日のうちでは、10時から2時までが最も強くて、晴れた日でなくても、雨が降っていても紫外線UV−Cの脅威は届くというです! 気が抜けませんね。紫外線の脅威に対して、心配が全く要らないのは、太陽光のない夜くらいなんです。油断大敵です。

●人間が破壊したオゾン層からのしっぺ返し、紫外線の脅威

オゾン層は、太古の昔から地球を保護して、紫外線の脅威から守ってくれていたのです。でも、1970年代以降、人間の使うフロンガスによって、大切な保護者であるオゾン層が破壊されてきている事がわかりました。フロンは、冷蔵庫や発泡スチロールなど生活に身近なところで使われており、今後も一層オゾン層の破壊が進むという脅威にさらされています。破壊が進むと、最悪の影響をもたらす紫外線UV−Cまでも、地表に届くようになるかもしれません。殺菌光線:UV−Cの人体への脅威は、まだ未知な部分が大きいです。

今現在、できる紫外線対策を極力実行して健康を自分で守ること、子供たちにもしっかり紫外線対策をして脅威を避けてあげる事、そして、世界規模で協力し合ってフロン対策を推進していく事くらいでしょうか。

過剰に紫外線を浴びる事は、大切なDNAを傷つけたり、活性酸素を発生させて免疫力の低下を招きます。その結果として、日光による皮膚炎、ポルフィリン光感作症・皮膚角化症・光角膜炎・視力低下を起こし、皮膚がんや白内障、肌の光老化促進も起こってきます。紫外線を軽く見ていてはいけませんよ!

●紫外線を含む、太陽光と上手くお付き合いするには?

昔は、日光浴は骨を丈夫にし骨粗しょう症を予防するなど、推奨されていましたが、現在では、日射し(紫外線)を避けるように言われるほど、地球規模で環境破壊が進み、自然環境は大きく変化しています。夏の海辺で甲羅干しなんて行為は、おそろしく紫外線による健康被害を招きます。

しかし、紫外線の弱い早朝の光を浴びてのウォーキングなどをすると、セロトニンが活性化して目覚め良くしてくれ、心身ともに元気になるといわれています。紫外線の悪影響を心配して、太陽光を全く避けるのでは逆に健康を害する事にもなりかねません。紫外線対策をしっかり取って、悪影響だけを避ける事が大切です。

●具体的にできる紫外線対策

1.UV指数をチェック

  UV指数は、WHO(世界保健機関)で提唱されている「紫外線が人間に影響を及ぼす指数」で、世界共通なんです。外出時間を考えたり行動予定を決めたりする目安にしてください。

UV指数:1〜2   弱い・・・安心して外に出られます。

    :3〜5   中 

    :6〜7   強

    :8〜10  非常に強い

    :11〜   極端に強い

UV指数3〜7(中−強)では、日中はできるだけ日陰に入ること。

UV指数8〜11以上(非常に強い-極端に強い)では、日中の外出はできるだけ控えるようにしてください。

また、どちらも長袖のシャツ、日焼け止めクリーム、帽子、日傘を利用してくださいね。

2.日傘・サングラス・帽子を利用する

  それぞれ、紫外線対策としての効果が認められています。オシャレなものもたくさん出回っていますので、ファッションとして取り入れてみては?

3.長袖を着る

  紫外線が最強となる真夏は、街中どこに行っても冷房が効いていて、寒いくらい効きすぎているところも少なくないので、冷え対策にもいいですね。

4.日焼け止めを、正しく使う

  紫外線防御係数:SPF値や、UV-Aに対する指数:PA値の表示を見て選びましょう。それぞれ塗り心地や感触が違うので、紫外線防御効果と併せて自分に合うものを選んでください。

5.抗酸化物質をたくさん摂る

  紫外線による活性酸素発生に対抗するため、抗酸化物質をたくさん摂る必要があります。多く抗酸化物質を含むものは、以下の通りです。ご参考にしてください。

ビタミンA:レバー・バター・チーズ・卵・ニンジン・ほうれん草・うなぎ

ビタミンC:イチゴなど果物・ブロッコリー・ほうれん草・パセリ

ビタミンE:アーモンド・うなぎ・ピーナツ・小麦胚芽・マーガリン・マヨネーズ

アントシアニン:赤ワイン・ブルーベリー・プルーン・イチゴ・黒ゴマ

リコピン:トマト・柿

カテキン:緑茶

イソフラボン:大豆製品

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