【５０代で転職!? 高いスキルを活かす人材派遣の転職は？】
５０代での転職、現実は厳しいものがあります。転職するには正社員だけでなく人材派遣という選択肢も増加しています。
５０代の人たちが転職するときの強みは、高いスキル。人材派遣としての転職は、５０代までの永年にわたりスキルを磨いて、高いスキルを身につけた人が強いです。転職に当たって人材派遣では、５０代までの活躍を評価され「即戦力になる」という事が、最大のウリです。
その「５０代で人材派遣として転職」の背景には、大量の団塊世代の人たちが定年退職した事による人材不足、そして改正高齢者雇用安定法で定年が延長された事などが存在します。高いスキルを持つ５０代以降の人にも、それをウリとして自分を活かすチャンスと場所が人材派遣という働き方によって提供されます。即戦力で活躍できるスキルを持つ５０代の人材派遣の方は、人材派遣に即戦力を求めている企業に重宝されているようです。
実際、人材派遣に関する数字をある人材派遣のサイトから拾ってみると、２００２年には５０代・４０代の人材派遣実稼動者数は、４０００人にも満たなかったのが、わずか４年後の２００６年には、１３０００人を超す勢いで増えてきています。このことからも、５０代の再就職で、人材派遣という形をとる人が増えてきていることははっきりしています。
実際に人材派遣として転職した５０代の人の声を・・・。
「転職前は、銀行員。人材派遣先では、銀行勤務経験を活かし、融資の相談や受付業務を担当している。」
「５０代で転職に当たり人材派遣の道を選んだ私は、人材派遣会社で営業サポートの仕事をしている。これまで商社で働いていた経験や人脈を評価され、人材派遣社員として勤務している。」
「５０代の今まで、家庭を顧みる事なくがむしゃらに働いてきたが、リストラに遭い生き方を考え直した。今までの経験を活かし自分らしくゆとりを持って働くために、人材派遣というスタイルを選び、転職した。」
どうでしょうか？やはり、５０代までの経験・スキルがモノを言い、評価されるようですね。また、自分らしく働く、経験を生かす方法として、再就職・転職で人材派遣という働き方を選ぶ５０代の人が今後も増えるでしょう。
【人材派遣では、５０代の人の職種として、どんなものがあるのか】
では、実際に５０代の人が転職して、人材派遣として働く場合、どんな職種があるでしょう？
５０代の人が人材派遣で転職できる働き口は、銀行・生保・損保など金融関係や、様々な企業の人事・総務・監査・法務・経理といった管理部門、株式公開支援、貿易業務、ＩＴエンジニア、営業など、種々様々です。
どれも、５０代までの長きに渡り職業人として培ってきた高いスキルや豊富な経験が活かせる職種です。５０代まで磨いてきた自分のスキルを転職後も遺憾なく発揮できるでしょう。５０代の方でも、立派に人材派遣で転職が可能なはずです。
５０代までの経験を充分アピールして、転職の道・人材派遣としての職を手に入れて下さい。
【５０代目前・転職で人材派遣の道を選んだ私の選択】
５０代を目前にしている私は、１３年前、転職に当たり人材派遣社員としてキャリアを活かした経験を持っています。
１３年むかし、転職を余儀なくされた時、一応は人材派遣ではなく正社員として再就職をと探しましたが、幼い子供を抱えていましたし、その子供の面倒を見てくれる人がいなかったため無理でした。でも、人材派遣社員としてなら転職の道が開けたのです。
転職前の企業系列の人材派遣会社に登録に行き、勤務地や勤務時間の希望やこれまでのキャリアをシートに記入して面談、もうその当日に人材派遣として転職紹介が決まりました。これまで１２年間銀行員として働いてきたときのキャリアが認められ、仕事の成果も評価してもらえました。また、実地のいくつかのテストでも高得点だったので、高いスキルを持つと認定されました。人材派遣の営業担当さんと共に、証券会社の内勤部門に面接に行き、気に入っていただけて、ほぼ希望通りの条件で派遣が決まり、めでたく転職できました。
それからもう１３年も、ずっと人材派遣社員として働いています。転職時、３０代でさえそうだったんですから、今、５０代目前で転職しようと思っても、やはり人材派遣の職しかないでしょう。今の厳しい雇用情勢では、人材派遣でさえスキルを持たない人の転職は難しいかもしれませんね。
５０代で転職しなければならなくなった人には、厳しい風が吹いています。ですが、高いスキルと経験を持つ５０代の方なら、人材派遣の引きはあるそうです。転職でお困りなら、人材派遣の道を考えてはいかがでしょうか？自分のスキルと経験を活かせる転職が、人材派遣で見つかるかもしれませんよ。