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【どんな人が乳がんにかかりやすい?】

女性には、女性特有のがんがあります。

乳がん、子宮がん、卵巣がんなどがあり、 その原因は、食生活の乱れや、過剰なストレス、不規則な生活などが 大きなファクターとなっています。

中でも、乳がんは年々患者数が増大の一途をたどっており、 12年後の2020年には、5万人に達すると予想されているほどです。 その頃には、日本人女性30人集まれば、中に一人は乳がん患者がいる計算になります。 もっとも、乳がんにかかりやすいのは、30歳後半から40歳後半だそうです。

では、どんな女性が乳がんにかかりやすいのでしょう?

・タバコを吸う人やたくさんお酒を飲む人

・身内に乳がんの患者がいた人

・初産が30歳以上だった人もしくは出産が未経験の人

・女性ホルモン剤を使った事がある人

最大のリスクは、エストロゲンの長期、かつ過剰な状態に晒されている事です。

心当たりのあるあなた、ご用心! 心当たりがない方も、まずは早期発見できるように日頃から乳がん検診を 積極的に受けましょう。 早期に発見できれば、乳ガンは90%完治してしまうのです。 何よりも、自宅で毎月1回 日を決めて自分で丁寧に触診してみましょう。

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【乳がんの実情】

では、もう少し、いろんな事をご紹介しましょう。

最近の乳がん罹患者は年間約3万5千人。死亡者は1万人くらいです。 わが国日本では、40歳代後半で発症のピークを迎えます。 いろんな原因はありますが、昔はほとんど見られなかった70-80歳代の女性にも 食事が昔と違って、高たんぱく・高脂肪化しているせいか、珍しくなくなりました。

私の勤務している病院でも、高齢者の方もマンモグラフィーの検査に来られます。 特筆すべきは、高齢者の方はなぜか、明らかにしこりがあると分かる状態の方が多いのです。 ひどいときには、皮膚の上からもがんのいびつな形が分かるほど、進行していました。 これは、知識が足りないせいもあるかもしれませんが、「連れ合いの介護で明け暮れ、 気がついたら自分がこうなっていた」と言われたおばあちゃんがおられました。 つい、もらい泣きしてしまいました。自分が病院にかかる暇もなかったそうです。 悲しいですね・・・ また、女性だけのがんだと思われがちですが、ごくまれに男性も発症します。

乳ガンのリスクは、他にもあります。

@初潮が早かった

A月経が規則正しくある

B月経周期が短い

C閉経が遅く、55歳以上だった

D未婚である

E高学歴な人

F肥満の人

等がありますが、やはり女性ホルモン:エストロゲンに長くさらされる事が 危険を増すようですね。
じゃ、Eは何故・・・? ちょっと分かりませんね(笑)

乳がんのできやすい場所は、 乳房を縦横に分けて、上外側部分、わきの下に近い部分が一番です。 次は上内側、下外側、下内側と続きます。

自覚症状はどうかと言うと、 残念ながら、初期段階ではほとんどなく、進行してはじめて出てきます。

・しこり(乳房だけでなくわきの下にできることもある)

・乳頭から血の混じった分泌物が出る

・乳頭や乳輪にただれができる

・えくぼのようなくぼみがでる

・皮膚の異常(赤くはれたり、オレンジの皮のように毛穴が目立つ、など)

こんな状態なら、直ちに乳腺外来に行きましょう。

【乳がんを一刻でも早く発見するには?】

それには、一にも二にも自己検診です! ポイントは、毎月一度定期的にしてください。 (月経から1週間後が目安。閉経後の人は、自分で日を決めて)

鏡でみて、皮膚の異常、陥没、ただれや引きつれがないかチェック。 乳頭をつまんでみて、分泌物がでないかチェック。 仰向けに寝て、肩の下にタオルを当て、腕を上げて、ゆっくりと乳房を触って しこりや異常がないかを感じましょう。

日本乳癌学会が行った調査によると、乳がん患者の82%は自分で発見しているという、 素晴らしい結果が出ていることからも、自己検診の大切さがわかりますよね。 忙しさにかまけてないで、また自分を過信せず、あなたもやってみてください。

その努力が、あなたの命を救います!

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