■ハードディスク(HDD)やメモリーカードのデータ復元について
ハードディスクは、パソコンに搭載されている記憶装置。
WindowsなどのOSを始め、自分で作ったフォルダや受信したメールなどのデータは、このハードディスクに中に記録されています。
また、デジカメに使うメディアのSDカードやメモリースティックなどの「メモリーカード」も記憶装置です。
さて、パソコンを使っていて、このような異常事態が起きたことはないでしょうか?
- Windowsが起動しない。パソコンが立ち上がらない。
- ハードディスク(HDD)が認識されない。
- マイコンピュータの中からあったはずのドライブ(ハードディスク)が消えた。
- 「ハードディスクが見付かりません」と表示される。
- 「OPERATING SYSYEM NOT FOUND」と表示され、起動しない。
- ハードディスク(HDD)が回転していないようだ。
また、自分で操作ミスをしてしまい、
- 必要なデータを、間違って消してしまった。
- 右クリックで「名前の変更」を選ぶのを、うっかり「削除」してしまった。
- ハードディスクのパーティーション(領域)を開放してしまった。
- 撮ったはずの写真が、メモリーカードの中にない。
- 写真を取り込もうとすると「フォーマットしますか」と出る。
- デジカメを使おうとすると「このカードは使えません」と出る。
ハードディスクの障害が出るのは、人的ミス(振動や熱)や、HDの寿命だけが原因ではありません。
予期しない停電や落雷、水害等の災害、他に製造時の不良品ということもあり、その結果、記録されていたデータが消えてしまうことがあります。
SDカードなど、メモリーカードも同じです。
普通に使っていたのに、突然、使えなくなってしまうととても困りますね。
■故障の原因によって、修復は出来る事もあります。
起動していたパソコンから「バチバチッ」という何か焼けるような音がして、HDを確認したところ、基盤のチップが焼けてしまっていてどうやっても修復できないという、泣くに泣けない状態になった人もいます。
間違ってフォーマットしてしまった場合は、FinalData(ファイナルデータ)等のデータ復元ソフトで修復はできますが、ハードディスクそのものが故障し、アクセスもできない状態だと、どうしようもありません。
ハードディスクやメモリーカードの故障によるデータ消失は、たいてい、前触れなく突然におきます。
ずーっと長い間パソコンを使っていると、誰でも1度くらいは経験するはずです。使っている以上は、誰にでも起こりうる事ですね。
もちろん、そうなっては困るので、バックアップしないといけないとは分かっていても、時間と手間がかかってしまうため、つい億劫になって何もしていないという状態の人が多いのでは?
かく言う私も、その1人です・・・
パソコンを使っていく上では、「自分には関係ない」ってことはなく、そうならないために、しっかりバックアップは定期的にやっておきましょうね。
■失ってしまったデータを、修復したい時
もし、なくなってしまったデータが、ごく個人的なものやあまり重要でないものなら諦めもつきますが、会社などのものでとても重要なものは高額の費用がかかるとしても、修復せねばなりませんよね。
急がない場合は、時間がかかってもいいでしょうが、 提出期限のあるものの場合、早急に修復したいですね。
そういう時は、お助けマンを頼りましょう!自分ではどうにもならなくても、データ復元業者に依頼するという手があります。
データ復元業者とは、故障のため使えなくなったハードディスクやメモリーカードから、データの復元をしてくれる業者のことです。
この業者のすごいところは、物理的に壊れてしまったハードディスクからも、データ復旧をしてしまうってところなんです。
さすが!専門業者ですね。
但し、特殊技術やクリーンルームで作業する為、専門の設備が必要なので、当然費用は少々お高いです。データの価値と修復費用を比較して、どうしても必要ならば依頼しましょう。
もし、ハードディスクやメモリーカードに物理的な損傷がなくて、ゴミ箱に入れた、フォーマットしてしまったというような時は、FinalData等のデータ復元ソフトで復活できることがありますよ。SDカードなどのメモリーカードにも使えるものもあります。
壊れてしまった時にあわてなくてすむよう、データ復元ソフトを用意しておくと安心です。数千円ほどで安いです。
ただし、ハードディスクやメモリーカードに接続できないときは、ソフトを使う事は出来ません。その場合は、もうお助けマンを頼るしかありませんね。電話で相談にも乗ってくれるので、まずは電話してみましょう。
悪徳業者には、くれぐれも引っかからないようご注意くださいね!